エビ水槽(無選別)をリセット

水槽

悪夢のワンプッシュ蚊取り事件の後に立ち上げし直したエビ水槽

アマゾニア100%で爆増絶好調だったのですが、1年半を過ぎたころから白濁がでるようになりました(左)。

とび
とび

普通は2年でリセットだろうけど、エビさん100匹以上いるし普通よりも早いのかも。

両方にストロギネ・レペンス(背が高くならない有茎草)を入れています。
白濁している方は色が抜けている感じと、葉先が傷んでいる感じがします(左)
モスの新芽も白濁水槽は少ないです。

ということで、リセット作業をすることにしました!

避難水槽立ち上げと引っ越し

リセットのために、今いるエビさんたちには移動してもらわないとなりません。
余っていたGEXアクアテリア250を使うことにしました。

底面ろ過フィルターをセットし、リセット対象の白濁した水槽からソイルを移します。100%古いソイルです。水もすべて白濁水槽のものです。
流木、溶岩石についたブセファランドラも移動。
バクタ―100も気休めに一振りしておきました。

とび
とび

これなら立ち上げ期間ナシでいけるっしょ

アクアテリア250は小さい水槽なので、入りきらなかった水草は水草水槽のGEXアクアテリア600スリムに仮住まいです。

空っぽになった白濁水槽からエビさんを数えながら移動していきます。
稚エビはいつも水替えに使っている「水作 クイック水替えポンプミニ」で吸い取りました。
高低差が余りない所でも使える優れものの水替えホースです。

とび
とび

特殊設計のアヒル弁が秀逸!

とび
とび

261匹もいたよ~

リセット水槽に戻せるのは約2か月後。
今回は機材を洗わず、ソイルも一部流用するので1か月くらいで安定するかもしれません。
その時に何匹になっているか…
グラステリア250に261匹は超過密飼育です。
減らないといいな~

選んだソイル

ADAのアマゾニアはとても良いソイルですが、在庫限りで販売終了になるそうです。
代わりのソイルを見つけておく必要があるので水景工房さんでお聞きしたところ

水景工房
水景工房

うちもアマゾニアが無くなるんでアクアガーディアンのプレミア黒ソイルを使うようにしたんですよ

とのこと。
正直言ってメジャーではないメーカーですね。

カブトムシを飼っていた時に使ったクヌギマットの香りがします。色はく、アマゾニアよりもずっと硬いです。指先で潰そうとしても結構硬くて簡単には潰れません。粒の大きさは揃っていなくて、平均するとアマゾニアと同サイズな感じ。アマゾニアノーマルの粒を中心の大きさとして、大小色々になっていました。

初めて使用するので、今回はアマゾニアと半々で使います。

お気に入りのソイルだったのに廃盤なんて残念です~
こちらは森の中の水辺の香りがします。気分が穏やかになる感じ。
いわゆる「土」の匂いです。

リセット作業

まずは、白濁水槽からソイルを少し取り出しておきます。
これを新水槽のバクテリア材として使います。

今回は白濁した以外は良い水槽だったので洗浄をしないことにしました。
猫除けマットを逆さにして沈殿槽部分を作り、GEXマルチベースフィルタ―を設置。
パイプは今まで同様に奥に2本です。
ウールマットは透けるほど薄く割いて使います。なくてもいいくらい。

今回初めてなのはプレミア黒ソイルだけではなく、黒いネットに入れたろ材です。
ショップの方から「通水性が良くなって目詰まりしにくくなる」と言われたのでやってみます。

中に入れたのはキャビティとカミハタバイオボール

ろ材の入ったネット袋にADAバクタ―100を振りかけてから、
プレミア黒ソイル 2リットル
バクタ―100
古いソイル(白濁水槽から)
アマゾニアノーマル 0.6リットル
バクタ―100
アマゾニアノーマル 0.8リットル
バクタ―100
アマゾニアノーマル 0.6リットル

ソイルは全部で4リットル使いました。
水槽は30センチハイタイプ水槽です。

溜め水水槽から水を引き込みます。
これから暑くなって水が減りやすいので、水位を一定にできるこの装置はおすすめです!

立ち上げ後の水替えについて

アマゾニアは立ち上げてから2週間毎日水替えを、という記事をよく読みますが、私はアマゾンフロッグピットを浮かべます。
水中の余計な養分を吸い取ってくれるのです。
初期は異常に増えます。

しばらくすると、アマゾンフロッグピットの根が汚くなってきます。
そうしたら水替え。
水は、既に出来上がっている水槽から貰います。
フレッシュな水は入れません。
これで立ち上がり期間を短縮できます。

そうはいっても試験薬は必須!
少し高いけれど、テトラのものよりも私はセラを愛用しています。

NH4(アンモニウム)/NH3(アンモニア) は違うけれど同じもの。
PHが7以下ならばNH4のままでいてくれます。
PHが7以上になるとNH3(アンモニア)になり、非常に有害です。
NH4/NH3ろ過バクテリアによってNO2(亜硝酸塩)に変化します。
ろ過バクテリアを増やすためには酸素が必須。
なので、エアレーションを強めにして回します。

NO2(亜硝酸塩)になってもまだ有害です。
更にエアレーションを続けてろ過バクテリアを増やし、NO3(硝酸塩)に変化させます。
最終的にNH4/NH3(アンモニウム/アンモニア)は0になり、NO2(亜硝酸塩)も0になり、NO3(硝酸塩)だけが残ります。

残ったNO3(硝酸塩)は水替えによって除去します。
ここまでくれば無害です。

無害の状態になってから、GHが9前後あればレッドビーが喜ぶ水の出来上がり!

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