地中海クルーズ⑫【4日目・乗船2日目マルセイユ前半】2025年MSCワールドエウローパ11日間の旅

旅行

朝はゆっくり

ほとんど揺れない大きな船で、青い地中海を進んでいくワールドエウローパ。ぐっすり眠ることができました。夫は相変わらずの早起きで4時から起きていたそう。

年越しクルーズで乗ったマリナーオブザシーズは、ほぼ休むことなくビュッフェが開いていました。年越しだったからかも。前回乗ったコスタトスカーナも、今回の船も、ビュッフェレストランがオープンする時間が限られています。マルセイユ入港は午前7時ですが、ビュッフェのオープンは6時半です。
しかも、6時半にオープンするのは19階の小さい方。18階の大きいビュッフェは7時オープン。早起きさんはお腹ペコペコになっちゃいますね~

簡単に身支度をして、クルーズカードとスマホだけ持ってレストランに向かいます。

とび
とび

この気軽さよ!

真っ先にドリンクバーのオレンジジュースを注いだら、まるで水。。。。。そしてぬるい。
原液を水とミックスして出すシステムのようですが、朝イチは避けた方がいいですね。
何人か持って行った後、普通のジュースになりました。

ほとんどの人が午前にマルセイユ観光に行きたいようで、次々に食事をする人が入ってきます。
私たちは食事を早々と済ませて朝のデッキ散歩。
船から見る港町はどこも特色があってとても美しいです。

マルセイユ観光(フリー)

下船

添乗員付きのツアーですが、マルセイユだけはフリータイム。
希望者だけ集合場所に集まって、添乗員さんと市内中心地に行きます。帰り方を教えてもらって、各自自由観光です。

前の晩、部屋にシャトルバスチケットが届いていました。
部屋番号と名前まで入っているけれど、こちらを使うと船のエクスカーションとして料金が加算されます。

HISのツアー参加者は別のチケットがあるので、部屋に届いたチケットは使いません。
クルーズ通信(添乗員さん作)に書いてあったのに、持ってれば間違いないだろう的な考えで何人もの人が集合場所にこのチケットを持ってきていたので、添乗員さんが「クルーズ通信読んでくださいよ~」と何回も受け答えしているのが笑えました。かくいう私も見せはしなかったけれどカバンには入れてありました(笑)

クルーズカードをピッとして下船。
ワールドエウローパの前に停泊しているのはコスタスメラルダ。私たちがドバイで乗ったコスタトスカーナの姉妹船です。

19人のツアー参加者の内ほとんどの人が一緒にシャトルバスに乗ってマルセイユ旧港まで移動しました。
シャトルバスが着いたのはマルセイユ大聖堂前。
この時、私が下調べしてあったプチトランがすぐ近くに停車していて、船のシャトルバスから降りた人たちが沢山プチトランに乗車している様子が見えました。

とび
とび

プチトランの乗車場所は港近くのはずなのに、なんでこんなとこまで来てるの?

この時、私たちは知らなかったのです。
まさか今日がお祭りの日だったなんて!!!

シャトルバスを降りてから、坂や階段を降ると旧港です。
本当のプチトラン乗り場はそこにあります。
ところが、この日に限ってお祭りをやっていて、旧港をコの字型に囲む道路は歩行者天国。
イベントをやっていたのですΣ(゚д゚lll)ガーン

それが分かったのは、本来のプチトラン乗り場ではなく、イベント会場の中心地。この時、私には2つの選択肢がありました。今日だけ移動している坂の上のプチトラン乗り場に戻ってプチトランに乗るか、歩いてノートルダム・ド・ラ・ガルド教会(丘の上)に向かうか…

↓この後の苦行も知らず、呑気に写真を撮っている私…

土曜日でお祭りをしているので市場が賑わってる↓

街並みがいかにも「マルセイユ」(笑)
街灯の柱すら素敵です✨

丘を登る

港近くのMONOPRIXに行きたいという人が複数人いて、ここで解散となりました。

私たちは予定していたノートルダム・ド・ラ・ガルド教会に向かいます。

夫

目的地が見えてるのに後戻りするなんてあり得ない

添乗員さんの「ここからなら15分くらいですよ~」という言葉にも後押しされ、歩いていくことを決意。

ところが…実際に登ってみると超坂。平らなところはほとんどなくて、ずっと上り坂です。

とび
とび

もう無理!休まないと無理!

息が上がり、泣き言をいう私の背中を夫が押し続けます。夫も汗だく。
ノートルダム・ド・ラ・ガルド教会まで、旧港から30分かかりました。
(登る人がいたらご参考に。でも、プチトランに乗ることを絶対おススメ!!)

後から聞いた話ですが、夫に背中を押されて歩く私(私を押して歩く夫)を、「見た」「見た」と何人もの方に言われました。え~、その人たちはどうやって教会に行ったの~???

ノートルダム・ド・ラ・ガルド教会

30分、特に最後の急坂と階段にへこたれながら登りきり、やっと教会に到着💦

素晴らしい景色です。
『巌窟王』で有名なイフ島やフリウル島が見えるそうですが、何がなんやら。力尽きて余裕がないのでGoogleマップすら開けません。どれ?

↓聖母マリア像は修復中

ミサが行われていたので立ち止まることができませんでした。
写真の代わりに動画撮影。
ギターとソロ賛美が含まれていたのですが著作権問題で削除しました。残念。

有料トイレ

古い街にはトイレが少ないので、有料であっても見つけた時に一応行っておくことがおすすめ。
ノートルダム・ド・ラ・ガルド教会にも有料トイレがあります。
1€。小銭の他、クレジットカードもタッチで使えました。

有料だというのに便座はナシ
キレイに掃除してあるし、トイレットペーパーはあるのですけれどね。

とび
とび

便座ないのは困る

前にも書いたけれど、海外旅行に行く人は使い捨て便座シートを必ず持参しましょう。
船では必要ないですけれどね。

この後、プチトランに乗って旧港まで戻ります。
続きはまた次回…

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