久しぶりにアンサンブルレッスンが始まりました♪
やはり心配なのは新型コロナウィルスの飛沫感染。
頭に装着するもの、眼鏡に下げるもの、首にかけたワイヤーから立ち上げるもの。
色々試しましたが、どうしても横笛のフルートにマッチしたものがありません。
そこで!
作ることにしたのですv( ̄Д ̄)v イエイ
飛沫なし! 完璧!
すべてのフルート愛好家のために、お安い材料で、簡単に作れて、持ち運びも容易なものを目指して開発しました。ご参考になれば幸いです。
ポイント
・手に入りやすい材料
・安価であること
・特別な工具を使わず簡単に作れること
・持ち運びが容易であること
材料
・硬質カードケースB4サイズ(100均で入手可能。硬い方です。)
・竿ピンチ(100均で入手可能)
(普通の洗濯ばさみと違って竿をつかめるように隙間があいている)
・適当なクッション材(フェルトなど何でもよい)
・ビニールテープ(100均で入手可能。ホームセンターでも安く売ってます。)
必要な道具
・定規
・はさみ
・カッター
・油性ペン
・ペンチ(ニッパーでも可)(握力の無い人は2本使うとよい)
・グルーガン(他の接着材でもOK。プラスチックが溶けない性質のものにすること)
(見栄えは悪いがセロハンテープも可)
・工作用カッターマット(段ボールでも可)
作り方
硬質カードケースをばらす
定規をあてて、カッターで綴じてある3辺を切り落とします。
コの字形に3辺をカットしました。1辺ずつでも構いません。
薄いプラスチック板が2枚になります。
1つのフェイスシールドを作るのに、1枚を使います。
外形を整える
角を落とすために、油性ペンで下書きの線をひきます。
下側のアールは左右均等が美しいので型紙を1つ作り、裏表にしながら両角にあてると良いです。
上角の丸みは少しだけ
下の角は大きいです
ハサミで切り落とします。
油性ペンの跡が残らないように気持ち内側にハサミを入れるとキレイに仕上がります。
フルートを通す穴をあける
分かりやすいように紙に書きました。
大きい丸角の側から円の中心を決めます。
場所は淵から縦横共に8cmです。
半径1.1cmの穴をあけたいので、油性ペンの下書きは半径1cmでひきます。
下書き線は半径1cmです!
黒い線が無くなるように、線の外側をカッターで切ります。
これで半径1.1cmの円形を抜くことができました。
これを両側に、計2か所行います。
こうなります
フルートの細い部分が入ればOKです。
リッププレート部分は通らなくていいです。
竿ピンチを分解してワイヤーを1cmほどカットする
竿ピンチです
針金を抜きます
3つのパーツでできているんですね
ワイヤーを1cmカットします
使用するクッション材の厚さ、フルートの径の太さでカットする長さは変更してください。長くカットするほど、バネの力が弱まります。
ペンチを使います。切れればいいのでニッパーでも良いです。
握力の無い人は傷をつけた後、2つのペンチで金属疲労させてカットさせましょう。
竿ピンチの内側にクッション材をつける
フェルトをばらした竿ピンチの内側に貼ります。(仮止め)
フルートを挟む部分のクッション材なので柔らかければ何でもいいです
ビニールテープで巻きます。ワイヤーが入る穴は塞がないように!
こうなります
プラスチック板に竿ピンチの片側を接着する(一回勝負!よく読んで!)
竿ピンチの中心(かなめ)部分は、円の中心から垂直線上にします。
裏面(内側)から
かなめ(要)部分に接着剤を付けてはいけません。
かなめ(要)部分に接着剤が入ると、竿ピンチを組み立てられなくなります。
穴から頭部管が飛び出してくることになります。
クッション材の中央が穴にギリギリかかるくらいのところに接着しましょう。
接着するのは竿ピンチの片側(内側)だけです! 両方接着したら挟めません😢
竿ピンチを組み立てる
ばらした竿ピンチの部品を組み立てます。
竿ピンチの内側のパーツだけがプラスチック版に接着されています。
完成!
使い方
竿ピンチはプラスチック板の向こう側です。
ピンチを開いた状態にして、頭部管の細い方を差し込みます。
ピンチはフルートを「甘噛み」している状態です。
内側(自分側)から見たところ
フルートを組み立ててから、最後に、プラスチック板を歪めながらフルートの先端側から穴を通します。
ピンチの場所や角度を調整すると、うまく顔の前に空間ができるはずです。
先端側は何も固定していません。
フルートに対して穴が大きすぎると、先端側が抜けやすくなってしまうので調整が必要です。
外側から見たところ
顔の前に空間を作り、吹きやすい角度を調整します。
存分に音楽を楽しみましょう(^^♪