【強皮症8】腸閉塞の治療をしつつ精密検査が着々と進んでいます。異常のあるところ、ないところがハッキリしてきました。ついにステロイド治療が始まります。

母の全身性強皮症について書いています。
検査入院7日目からの記録です。
初日の検査で腸閉塞、腸管気腫症ということが分かり、禁食から低残渣食に切り替えながら更に検査を続けます。
過去のことを振り返っているので、一歩引いた視点で、かつ、その後談も含めて記すつもりです。

入院7日目 超音波検査

朝 重湯中心の低残渣食
昼 検査前のため絶食
夜 重湯
ブドウ糖の点滴は1本になりました。

首と腸閉塞を起こしている腹部の超音波検査に行きました。
右腎臓に水嚢胞があったけれど症状を起こすものではなく、それ以外に異常なし。
首の超音波は甲状腺の検査でした。やはり異常なし。

今のところ強皮症であることと、腸閉塞を起こしていること以外に異常が見つかりません。
体中痛くて力が入らないのに不思議です。
顔を洗う時に前かがみの姿勢をキープすることができないので蒸しタオルで拭くだけにしています。

入院8日目 MRIと筋電検査とキャピラロスコピー検査

足があまりにも重いので造影剤を入れたMRIを撮りました。
朝食抜きです。
でも点滴は外れて、代わりにラコールを飲みます。
MRIで以上は見つからず、筋電検査をすることになりました。

筋電検査
筋肉や神経に異常がないかについて、筋肉が収縮する時や神経を電気で刺激するなどの. 筋肉や神経の信号の伝わり方を記録する検査

その結果、筋炎を起こしているのではなく、筋症であると言われました。
それが何なのかはよく分かりません。

腹部レントゲンも撮りました。腸閉塞の治療のために服用しているシプロキサンが効いたのか、お腹のガスはだいぶ少なくなっていました。
教授回診の日です。主治医の先生がいらっしゃいます。

先生
先生

「膠原病とキャピラロスコピー所見に関する研究」というものがあります。

Mさんは膠原病の強皮症なので、指先(爪の元のところ)をビデオ撮影をさせてください。
今日で一通りの検査が終わるので、明日からステロイド治療に入ります。

また初めて聞く単語です。

キャピラロスコピー
(毛細血管顕微鏡)
より早期に膠原病を診断・治療する目的で、爪郭部の毛細血管に特徴的な形態学的異常を観察する。また血管障害の重症度や活動性の評価にも有用である。

この検査はその場で目視で結果が分かります。
母の手の爪の血管は確かに途中で止まってしまっていました。
手先の血流が悪いのもうなずけます。血が通ってないんですから。

色々検査が続きましたが、その後から退院に向けたリハビリが始まりました。
父はこのところ毎日病室に通って母の手足に保湿クリームを塗ってマッサージしています。

入院9日目 ステロイド治療開始

食事は低残渣食(消化のいい食事)に切り替わりました。
検査は血液検査を出しただけです。

今日からプレドニン(ステロイド)を1日20mm服用します。
初日は朝10mm、昼5mm、夜5mmになりました。

血液検査の結果、筋炎の数値が66(正常45)と言われました。
筋電検査では筋炎ではないと言われたのに(?_?)
電解質 正常
栄養状態(アルブミン) 正常

強皮症の治療として、いよいよステロイド治療が始まります。

プレドニン錠
合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患など多くの疾患・病態の治療に用いられる薬

ステロイドとリハビリの効果で2日後には歩いてトイレに行けるようになりました。
効果てきめんです!!
でも、ステロイドは「もろ刃の剣」とも言われます。
効果が高い分、副作用もあるのです。
それはまた後日のお話し…
続きをお楽しみに!

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