【CVポート入替3】入院、感染症治療、今後の予定

健康

入院までの経緯

全身性強皮症の母に39℃を超える発熱の症状が出たのが8月20日。
強引な姉のおかげで大学病院に血液培養を依頼できたのが8月29日。
菌血症と先生から電話連絡があり、緊急入院することになったのが8月31日。

この間、抗菌作用のある抗生剤を服用し、熱が出たら二種類の解熱剤を併用して対応してきました。
39度越えの発熱は12日間継続しています。

父をはじめ、家族は心労が続いていたので、やっと診断、入院することになってホッとしました。

先生からの説明

血液に細菌が入る、ということは通常は無いことだそう。

代理の先生
代理の先生

菌血症は悪くなると敗血症になります。
どちらも同じように重篤な状態です。
今はお元気そうに見えますが…

とび
とび

えっ!
こんなに元気そうで、自分の足で歩いているのに!?

続いて、入院後にすぐ行う検査などについて説明がありました。

  • 血液中の細菌が何であるのかは1週間ほど培養を続けないと判明しない。
  • 服用の抗菌剤では効果が低いので、違う抗生剤を点滴投与して滅菌する。
  • 細菌の種類が分かり次第、より敵した抗生剤を使用していく。
  • CVポートには血流がないので、抗菌剤を使って体内の滅菌ができても、ポート自体に細菌が残ってしまう。
  • 一度感染状態になったら、今使用しているCVポートは抜去するしかない。
  • 菌血症で一番怖いのは心臓の弁にプラークが固まってしまい、心臓の機能が落ちてしまうこと。
  • その他の重要な臓器にもプラークが付くことがあり、まずはこれがあるか、ないか、確認しないといけない。
  • 感染したCVポートを抜去したら、数日後に違う場所に新しいCVポートを埋め込む。
  • 入院期間は28日を予定している。
  • 見たところでは使用しているCVポートの周りが炎症を起こしていないので違うところから感染したと思われるが、細菌感染経路の実際は分からない。今わかることは「血液中に細菌が存在する」ということだけ。

入院生活の始まり

こうして母は緊急入院することになりました。

最初に使われたのは、グリコペプチド系の抗生物質。
1時間かけて点滴投与することを、1日に2回行います。
ブドウ球菌に効果が高く、敗血症の治療にも使う、とネットに情報が出ていました。

点滴の前、その間、その後、何回も様子伺いがあったそうです。
きつい副作用がある薬だったのかも。
でも、幸いなことに母には特別なことは起こらず、パッと熱は下がりました。

入院して最初に投与した点滴がすぐに効果を出すなんて(正直そこまで期待していなかったのですが)LINEで

母

熱が出なかったの

と連絡があった時は家族みんな大喜びしました。
医学ってすごいです!

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