2021年3月に無事合格したGoogleアドセンス。
順調に広告収入が増加しているところでしたが、もうすぐ半年、というところで思わぬ事態が起こりました。
突然どういうこと!?
メールに示されたページを開いてみると、何かしらの不正か問題が起こっていると送られてくるメッセージのようです。
でも、そんな覚えはありません。(怪しいのはひとつある)
このメールのタイトルをググってみると、異常なクリック率(ページ表示に対してクリック回数が多すぎる)があるとアドセンスのAIが「不正」と判断してしまうとのこと。
何が面白いのかは知りませんが、アドセンス狩りというらしいです。
暇な人がいるものですね(╬▔皿▔)╯
不正クリックではないことを報告する
広告収入を得るために不正に自己クリックしたのではないことを証明しなくてはなりません。
そしてそれをレポートとしてアドセンスに報告します。
ます、Googleアナリティクスを開きます。
レポートのユーザー内、地域を選択します。
地域の中で更に「地域」を選んで表示します。
「地図表示」から「エクスプローラー」タブに表示変更。
エクスプローラー内で最初は「サマリー」が初期値ですが「アドセンス」を選択します。
初期値は「AdSense収益」になっているので、「AdSenseのCTR」に変更します。
下にスクロールして、プライマリ ディメンションを「国」から「市区町村」に変更します。
表の「AdSenseのCTR」列をクリックしてパーセンテージの高いほうから並べ替えます。
100%を超えるような高い値の場合は、意図的にクリックされています。
上位5つくらいの市区町村名の前に「チェック」を付けて、表の左上にある「グラフに表示」をクリック。
選んだ市区町村のアドセンスCTRが線グラフになって表示されます。
私のはこんな感じでした。
1ページ開いただけで5か所アドセンス広告をクリックするなんて多すぎます。
だからCTRは500%になってます。
鶴ヶ島って埼玉ですかね? 行ったこともないです。
アドセンスには、無効なクリックの連絡フォームというものがあります。
ファイルを添付することはできないので、Googleドライブに保存して、共有URLを書き込むといいようです。
何月何日、どこの町で、どのような行為が行われ、これらは自分には関係がない、ということを報告します。後は結果を待つだけです。
同じことが起きないように対策する
報告するだけでは同じことの繰り返しになるので、再度同じことが起きないように対策します。
AdSense Invalid Click Protector というプラグインをインストールして設定します。
私は、3時間以内に3回クリックしたら30日その人には広告を表示しないように設定しました。
デフォルトは7日間です。
続けてfunction.phpを変更するのですが、私にはさっぱり分かりません。
そういう人のために Code Snippets というプラグインがあります。
直接function.phpをいじるわけではないので安心して設定できます。
コードは以下をそのまま貼り付けます。
function ad01Func() {
if( aicp_can_see_ads() ) {
$adCode = '
<div class="aicp">
〜〜〜ここにグーグルアドセンスコードを張り付ける〜〜〜
</div>';
return $adCode;
} else {
return '<div class="error">広告の表示がブロックされています。</div>';
}
}
add_shortcode('ad01', 'ad01Func');
ちなみに「広告の表示がブロックされています。」というのは、不正クリックを指定回数以上繰り返した人に出されるメッセージです。
タイトル(Add New Snippet)は分かりやすい日本語を入力して大丈夫です。
ショートコード名の初期値はいつも「ad01」になっています。
一行目のad01Fundや最後の行のad01、ad01Funcです。
全部で3か所あります。
私はアドセンス広告を6種類使用しているので、
ad01search | 検索エンジン広告 |
ad02sidebar_top | サイドバートップ(ディスプレイ広告) |
ad03title_under | 投稿タイトル下(ディスプレイ広告) |
ad04text_mid | 投稿本文中(記事内広告) |
ad05sns_under | SNS下(ディスプレイ広告) |
ad06index_mid | インデックスミドル(ディスプレイ広告) |
とういふうに管理することにしました。
やってみて分かったことですが、アンダーバーは使えます。
ショートコード名を決めたら、それに対応するアドセンスの広告コードを中央部分( 〜〜〜ここにグーグルアドセンスコードを張り付ける〜〜〜 )部分に貼り付けます。
字下げせず、行の先頭に広告コードを貼り付けてください。
こういったものを私はSnippetで6つ作りました。
最後に、今まではアドセンスの広告コードを直接書き込んでいたヴィジェットを作ったショートコード名に置き換えます。
半角の[ ]でショートコード名を囲むだけです。
タイトルも入れておくと後で分かりやすいですね。
Cocoonの場合は先頭に ! を入れるだけでタイトル非表示にできるので管理が楽です。
以上で対策は終わりです。
今後はCTRに注視していきたいと思います。
あ~疲れた。
いい加減にしてほしいわ、もう!
検索エンジン広告で自分の記事を検索するはやめましょう
最初に (怪しいのはひとつある) と書きました。
そう。私は知らなかったのです。
追記修正したり、備忘録として書き残している自分のブログを検索することがあります。
最近、アドセンスの広告ユニットに検索エンジン広告というのが増えたのでこれを使用していたのですが、自分でこの検索エンジンを使って記事を探すのはよくないそうです。
お客様のサイトの検索エンジンを使用してご自身で検索を行わないようにしてください。検索向け AdSense をご自身で利用すると、ご自身のサイトに表示された広告を誤ってクリックする危険性が増えるうえ、ページへのトラフィックがレポートに適切に反映されなくなります。
AdSenseヘルプより引用
とありました。
もちろん間違って広告をクリックしたりはしていません。
が、推奨されていないことを知らず、何度か検索していました(;^_^A
このせいで広告制限されたとは思えないですけれどね。
今度からはヴィジェットの検索ボックスを使いま~す。