地中海クルーズ⑨【3日目乗船前バルセロナ観光】2025年MSCワールドエウローパ11日間の旅

旅行

いよいよMSCワールドエウローパに乗船する日です。
クルーズプラネットの企画旅行(HIS共同催行)に参加。乗船前と各寄港地の観光付きのパッケージツアーです。

観光前

前泊ホテルのベストフロント・マリティムは海岸沿いにあります。
6時半頃外に出たらキレイな朝日が丁度見えました。
陽が沈むのが遅い分、朝日が昇るのも遅いのですね。

入港するMSCワールドエウローパが見えます。
船主のカーブが未来を感じるデザインでカッコイイです。

少しお散歩してからホテルで朝食。ツアーってこういうところがラクでいいですね。

別館への移動とエレベーターがイマイチ、そして街から少し遠いけれど、部屋はきれいだし朝食が美味しいホテルでした。

バルセロナ到着直後、前泊ホテルに向かうバスの中でバルセロナは最もスリや置き引きが多い街だから注意するようにと説明を受けていました。私たちはいつも他の人より少し早く行動するタイプです。集合時刻よりも少し前にロビーに行くと添乗員さんから「バスの中に居る方が安全なので先に乗っていてください」と言われてバスに移動。
どうやらポーターさんが遅刻してきて、廊下に出しておいたツアー参加者のスーツケースがまだバスに積まれていないようです。

とび
とび

ホテルのロビーよりもバス中の方が安全なんて怖いわね~

そう言いながら手荷物だけ持ってホテル前に待機しているバスに乗車。
外ではポーターさんと、添乗員さんが私たちのスーツケースを急いで運んでいます。空港から前泊ホテルまで同行してくれた日本人ガイドさんと、バルセロナ観光の資格をもつ現地ガイドさんも手伝っていました。

しばらくすると…

私のカバンがない!

と焦る方が…

とび
とび

その席、外人の男性の人が座ってましたよ。今日の運転手さんだと思ってたのに、さっき降りてどこかに行っちゃったんです。

なんと、バスの中に乗り込んで椅子に置いてあった荷物を置き引きしていった泥棒が居たのです。私の手が届く距離に!

ゾッとしました。バスの中の方が安全と言われたのに…
それから暫らくは大騒ぎ。外ではスーツケースが全員分揃ったかの確認と、本物の運転手はどこで何をしていたんだという話しと、警察に被害届を出しに行かないと、という話しが入り乱れます。

夫

遅刻してきたポーターとグルだったりしてね

疑い出したらキリがありません。サグラダファミリア入場観光の予約時刻は迫ってきています。

添乗員さん
添乗員さん

私は警察に行ってきます。皆さんはガイドの二人とサグラダファミリア観光に向かってください。クルーズターミナルで合流しましょう。

こんな状況でも落ち着いているベテラン添乗員さん。ツアー離団です。

サグラダ・ファミリア入場観光

なにはともあれ、今日は運転手の他にガイドさんが二人も居るので安心して出発します。

前夜にライトアップされたサグラダファミリアを見に行っています。陽の光の中ではどのように見えるのか楽しみです。

晴天の中で細かいところまで良く見えます。でも…、如何せん観光客が多い。
スリが多いと再度言われたので、夫もリュックサックを体の前に着け直しました。

↓(東側)生誕のファザード 天使たち

↓光のグラデーションが素晴らしい

↓森の木をモチーフにしている柱
マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネのシンボルが施されていて小塔に続く

↓聖壇正面を向く
十字架につけられたイエスキリストの像は宙に浮いているように見える

↓天を見上げ、力を溜めてジャンプしようとしているようにも見える特徴的な彫刻

↓東 生誕の門側のステンドグラス

↓西 受難の門側のステンドグラス

大きな空間の中に光が交差していて、この芸術を表すにはこの大きさにせざるを得ないのだろうな、と実感しました。

↓西 受難の門のファザード

ゴツゴツした無骨なデザインで、生誕の門とは全く異なっています。冷たさを表現する手法なのでしょうか。聖書のストーリーを知っている私たちは引き込まれてしまいます。

↓弟子ペトロ
イエス様のことを「あの男のことは知らない。自分は関係ない。」と3回もウソを言ってしまい、鶏が鳴くと同時に我に返り泣き崩れます。囁く民衆と鶏がちゃんと描かれています。

↓裏切り者のユダ
オリーブ山で「自分が接吻するのがイエスだ」と兵士(左)に教え、見返りの金を受け取る弟子のユダ。その後、受け取った金は返して自殺してしまいます。イエス様はすべて承知でした。ユダの右足元には誘惑を意味する蛇(アダムとエバの物語)が描かれています。数字版は、どの方向に足しても33になる表で、イエス様がこの世から去った年齢を表しているそうです。

↓バスの車窓から
初日に時間があればゆっくり見たかった

↓サンタ・エウラリア大聖堂から見えたコロンブスの塔
右手が指す方向は新大陸?

クルーズターミナルへ

バルセロナの港は埋め立て地で長細く、同時に多くの大型客船が停泊できるように作られています。
地図でいうところの上の方が陸と橋で繋がっていて、MSCクルーズ専用のターミナルは先の方(下の方)にあります。

この時は私たちの乗るMSCワールドエウローパの手前に大型客船が2隻停泊していました。

クルーズターミナルでバスから降りたところで添乗員さんが待っていました!

とび
とび

無事合流できて一安心♪

スーツケースを受け取り、クルーズターミナルで再び預けてチェックイン。私たちは事前に日本でWEBチェックインしてあったので顔写真を撮ったりする必要がなく、あっという間に終了。手荷物検査に進みます。

手荷物検査も3~4人待っただけ。とてもスムーズに完了。
後はグループ番号を呼ばれるのを待つだけ…、と思ったら。

とび
とび

待合スペースめちゃ混んでる!

これがほぼ満席

待合スペースでは冷たい水とレモン水がサービスされていました。
椅子に座りきれないほどではないけれど、ほぼ満席状態で人が滞留しています。

20分ほど待たされて、私たちの乗船グループの数字が呼ばれました。

とび
とび

いよいよ乗船です!

タイトルとURLをコピーしました