2024年9月にCVポートの入れ替え手術を行った母について、振り返りです。
入院と点滴の治療から17日目、血液検査でCK(クレアチンキナーゼ)の値が異常値を示しました。
CKとは、筋肉や心筋などの臓器が損傷したかどうかを調べる数値です。
基準値は76~153のところ、その日は1507と桁違いだったそう。
早朝からバタバタと先生がやってきて、
先生
急性心筋梗塞を起こしていないか検査します!
すぐに検査が始まり、一番悪い状態である心筋梗塞は起こしていないことが分かりました。
とび
怖い可能性から排除することに納得
その後、いくつかの検査をした結果(CKの値は2066まで上昇)使用している抗生剤の副作用ではないか、ということになり、ソルアセトD点滴で対処することに。ブドウ糖や水分補給に用いる、一言で言えば、大したことはない点滴です。
ところがこれが効果覿面で、翌日からみるみるCKの値が下がり続け、6日後には正常値になりました。
ポート入替術が無事に終わり、退院してから約2か月後に強皮症主治医の診察があり、先生にこのことを報告すると、
先生
横紋筋融解症を起こしたんだね。
抗生剤の副作用だから心配なし。
心筋梗塞起こしてたら今日会えてないから大丈夫!
とび
なかなかのジョークを飛ばしますな
帰宅して調べると、横紋融解症の記事が厚生労働省のホームページに出ていました。
母は全身性強皮症なので体中がしょっちゅう痛くなります。
だから、CKが上昇したからといって書いてあるような自覚症状は感じなかったようです。
とび
無事に処置が終わって帰れてよかった!
お正月を家族でお祝いできました。