以前、フルート用飛沫防止シールドについてブログに書きました。
今回はこれを更にバージョンアップしました!
フルート吹きの少年少女、コロナに負けずにがんばってー(^▽^)/
【完成品】
PDFの型紙ダウンロード販売を始めました。
【材料】
A4の大きさの硬質カードケース(これで2枚作れる)
厚さ2.5ミリのスポンジシート
両面テープ(強力がおすすめ)(幅20mmだと作りやすいけど違ってもOK)
【必要な道具】
カッター、はさみ、定規、油性ペン、カッターを使う時に下に敷くもの(工作ボードなど)
【作り方】
硬質カードケースのとじてある淵を「コの字型」に切り落とす。
口より下のエリアを7cm確保することで、下に向かっての飛沫をガードします。
分かりやすいように下に白い紙を敷きましたが、直接プラスチック版に線を書いていいです。後で隠れます。
大きい穴の方にフルートの頭部管の先端が入ります。直径は3cmにしてください。端から1cmのところに油性ペンで円を描きます。
小さい方はフルートの中間に入ります。直径は2.4cmです。こちらはプラスチック版の端に向かって切れ込みを入れます。
次に、スポンジシートをカットします。
厚さ2.5ミリなので、2枚重ねると5ミリになりますね。その分の「厚み」を予めとっておきます。
つまり、8.5×4センチのスポンジシートを2枚切り取る、ということです。
(改良後:10×4センチ)
切り取ったスポンジシートを最初に作ったプラスチック板の下において、自分のフルートの頭管部(接続側)をあてます。スポンジは軽く押すだけでスジを付けることができるので、そのスジにそって線を書いておきます。
大きい穴のほうは切れ込みを入れてはいけないので注意してください。
書いた円の1ミリ内側をカッターで切り抜きます。
両面テープを一面に貼ります。穴のところは気にしないでいいです。
裏側(テープを貼った面)から、円の部分の両面テープをカッターで取り除きます。
今度は円よりも1ミリ外側で切るようにします。スポンジシートは切らないように気をつけてください。ギリギリでカットすると装着したときにフルートにベタベタが残ってしまうからです。
これで材料は揃いました。プラスチック版に貼り付けていきます。
片側の剥離紙を半分まではがして、4回に分けて貼り付けるとやりやすいと思います。
厚みの分を5ミリとりましたが、中央ではなく、5ミリの内の上1ミリくらいのところにプラスチック板の端が来るように置くことをお勧めします。こうすると無理なく最後の貼り合わせの調整ができます。
プラスチック板の角は引っ搔くと痛いので、丸みをつけておきましょう。
適当な円形のものを紙の角にあてて、丸みを下書きします。
プラスチック板を乗せて油性ペンで「丸み」を線引きして、はさみでカットします。
目の方(上方)にくる側も、同じ「丸み」を浅く使って線をひき、はさみで小さく切り取ります。
こちらは捨てて良いゴミ
これで完成です!
【使い方】
フルートを組み立てて(これが今回一番の改良点!)、頭部管の端から切れ込みがない側の穴を通します。
次に、切れ込みのある側の穴をフルートの中間にはめます。
顔の向こう側に「弧を描くように」フェイスシールドをたゆませます。
構えてみましょう!
前回の「洗濯ばさみ」も安定していたけれど、こちらの方が本当に凹凸なく平らなものなのでアルコール消毒しやすいのがいいですね! 持ち運びにも便利です😊
結構いい出来なので、PDFの型紙ダウンロード販売を始めました。
次は制作キットの通信販売にチャレンジしてみようかと思います。今勉強中なのでしばらくお待ちくださいませ。
特許は、調べてはみましたが色々考えて申請しないことにしました。こうやってブログに残せば私が開発した記録は残るのでそれで良しとします。どなたでも真似して、改良してくださって一向にかまいません。
もっと良いものができたら是非ご連絡ください😊
そうやってフルート吹きの少年少女に(少し上の年代の方たちにも)使ってもらって、コロナ禍にあっても、少しでもその方の音楽人生が豊かになれば嬉しいです♪