ナポリ下船→ポンペイ遺跡へ
13時40分に船内で集合して下船。
ナポリ港の目の前にはヌオーヴォ城と王宮があります。
ポンペイ遺跡のガイドさんと合流してバスに向かいます。
ところが港の前を通っている道路は大渋滞。その渋滞の中を雑な運転のバイクが走り抜け、車が割り込んできます。クラクションは鳴りっぱなし。

ナポリは運転の荒さで名高いそうです
ガイドさんが電話でバスの運転手さんと怒鳴り合ってます。
「もう目の前にいるって、私には見えませんよ!」と日本語で。
日本語ペラペラなガイドさんであることが会って3分で分かりました♪
5分ほど待つとバスがやってきて、全員で乗り込みます。
この間も周り中からクラクションの嵐。早く進めということでしょう。
高速道路を使って30分ほどでポンペイ遺跡の駐車場に到着しました。
移動中もガイドさんがずっと説明してくれていました。
ポンペイは当時、文明が発達した大都市。
西暦79年、ヴェスヴィオ火山の大噴火によって火山灰と火砕流に覆われ、一瞬で地中に埋もれてしまった。
それから約1,500年後の1599年、ナポリ近郊で行われた水道工事中に偶然遺跡の一部が発見。
かつて港に面していたポンペイの町は、噴火による堆積物で地形が変わり、現在は海から数キロも離れた内陸に位置している。
一瞬にして街全体が火山灰で埋まったため、保存状態がとてもよく、当時の生活をそのまま感じることが出来る珍しい遺跡となっています。
ポンペイ遺跡観光
ポンペイ遺跡は日差しを遮る屋根がほとんどないので帽子必須。日本人は私を含めて日傘をさしている人も多かったです。




↑丸いのはスープが入る鍋。左側の段々が料理を並べる棚。

↑丸いのが石臼。奥がパンを焼く窯。
2000年以上前に、具が入ったパンが売られていたそうです。


お金持ちの家にはモザイクタイルの床がありました。
↓保管のために立ち入り禁止です

↓家の中に水道管

↓果てしなく続く大きな街

↓浴場の入口 長い水道管

↓浴室の荷物置き場 濡れないように棚になっている

↓アーチ天井と高い窓が機能的

↓天井の煉瓦は空洞になっていて、軽量化されている。

↓当時そのままの大理石 きれいに加工されている

↓妊婦の石膏像
固まった火山灰の中に空洞があり、そこに石膏を流したところ人の形が出てきた。
体そのものは朽ちて無くなっている。


↓売春宿

↓水場 それぞれデザインが違うので住所の目印になった


中央祭壇の正面にヴェスヴィオ火山があったのですが、噴火によって山が二つに割れて窪んでしまいました。元々は富士山のように左右対称の山だったそう。
これをもってポンペイ遺跡観光終了。
7月でも日差しが強くてきつかったです。真夏に行く人は暑さ対策をしっかりしてくださいね。
バスに乗る前に売店とトイレに寄って、ナポリ港に戻ります。
ナポリ港は目の前がヌオーヴォ城なので、観光に行く人は街へ、船に戻る人は港に、と分かれて解散。
レモンキャンディーお土産に最適
ナポリ港の中にはお土産屋さんがいくつかあります。
どこでも見かけるポジターノのレモンキャンディーがお値段的にも、お味的にも、お土産に最適。

大きい粒と、小さい粒があり、大きい方は中にジュレが入っています。
とても美味しいです。大袋もあります。
実際に行く前に試食したい人、配ったら足りなくなってしまった人は、高いけれど日本でも入手可能です。
船に戻って空いているジャグジーへ
私たちはナポリ港でお土産を買って、そのまま乗船しました。
まだ船内はすいています。
空いているうちに夫はプール、私はジャグジー。
ヌオーヴォ城を見下ろしながらジャグジーに浸かってドリンク片手に休むなんて…

やっぱ船旅サイコー!
早めにパノラマラウンジに行くと…
夕食は簡単にビュッフェで済ませ、予約したパノラマラウンジのショーに向かいます。
早めに行くと、空中ショーを担当しているお姉さんが降りてきて、スパークリングワインを注いでくれました。
音楽はもう始まっているので早く行っても充分楽しめます。

この日に見たのはロックエボリューション

パワフルなボーカルと踊りでとても良かったです。
パノラマラウンジは有料との誤情報がありますが、全日無料でした。
早くいけばスパークリングワインも飲ませてくれるし…
どのショーもとても良かったので、是非予約して、早く着席してください。
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